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[K-031]
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●作品のみどころ
江戸時代中期以降、伊万里焼や 九谷焼 などに押されて人気を失っていた備前焼の再興に成功し「備前焼中興の祖」と称された金重陶陽氏。
自らが優れた陶工であっただけでなく、多くの弟子を育て、その中から次々と人間国宝を輩出するなど備前焼の歴史上計り知れない功績を残します。
総合芸術家の代表格である北大路魯山人、イサム・ノグチや、陶芸史には欠かせない陶芸家である川喜田半泥子、荒川豊蔵、三輪休和氏らとの交友でその高い芸術性に影響を受けながら茶陶制作へと作域を拡げ、備前焼の発展に尽力し、1956年には桃山風備前の土味を出すことに成功し、備前焼初の人間国宝に認定されています。
本作は沸々と湧き上がるような窯変が、素朴でありながらも悠々とした造形と見事に融和し、非常に洗練された匠の技を感じさせる逸品です。
柔らかで温かみのある金重陶陽氏の土味、おおらかでゆったりとした轆轤成形、口元から側面、底にわたる全体の景色など、実に見所が多く用と美が絶妙に調和した中々お目にかかる事の少ない名品といえますでしょう。
共箱には「壷心庵」の箱書きがあり、この「壷心庵」の名前は、作者自身でその作品を気に入り、自信を持って世に出す茶陶にのみ使われた庵号です。
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